北京五輪 日本選手団「メダル持ち帰れず残念」フィギュア団体
北京オリンピックがきょう閉幕するのを前に日本選手団が会見を行い、銅メダルを獲得したフィギュアスケート団体について「選手がメダルを持ち帰れず残念に思う」と述べました。
北京市内で行われた会見で、原田雅彦総監督は、冬季大会で過去最多となるメダル18個を獲得したことについて、「コロナ禍で苦労しながら、強化を続けてきた選手たちの努力が結実した」と述べました。
フィギュアスケート団体では日本が銅メダルを獲得しましたが、優勝したロシアオリンピック委員会のカミラ・ワリエワ選手のドーピング問題が浮上し、大会期間中のメダル授与式が中止となりました。
これについて伊東秀仁団長は、「選手たちがメダルを日本に持ち帰れず残念に思う」とした上で、今後の授与式の予定については「我々が決めることではないのでIOC=国際オリンピック委員会などの話を待つしかない」と述べるにとどめました。
その上で、「もし日本にメダルが送られたらねぎらいとともにメダルをかけてあげる場をつくりたい」と述べました。