ソフトボール全国高校男子選抜大会で啓新が4年ぶり2度目の優勝 大会史上初ノーヒットノーランを達成

ソフトボールの全国高校男子選抜大会は、福井代表の啓新が25日の決勝で、大会史上初となるノーヒットノーランを達成し、4年ぶり2度目の優勝を果たしました。
千葉県成田市の大谷津運動公園野球場などで開かれたソフトボールの全国高校男子選抜大会は、26日に決勝が行われ、1回戦から準決勝まで4試合をすべて無失点で勝ち上がってきた福井代表の啓新が、兵庫代表の神戸野田と対戦しました。
試合は1回裏の啓新の攻撃で、1アウト2塁・3塁のチャンスを作ると、4番上田凌久選手がレフトへ犠牲フライを放ち先制します。
3回にも3点を加えた啓新は6回、1塁にランナーを置いて代打小嶋颯太選手がライト線へランニングホームランを放ち、2点を追加します。
投げては、4試合すべてに先発し3つの完封をしている倉光夏惟人投手が躍動感ある投球を見せ、ヒットを1本も許さず、大会史上初となる決勝戦でのノーヒットノーランを達成し、6対0で啓新が4年ぶり2度目の優勝を飾りました。
この大会では、初戦でホームランを放つなど活躍を見せた上田凌久選手がMVPに選ばれました。