4日、北京五輪スキーフリースタイル女子モーグル代表の川村あんり選手(17)が公式練習を行いました。川村選手は、前日行われた予選を5位で通過。準々決勝進出を決めています。

現地の気温はマイナス18～20度。川村選手は7本を滑り、エアの確認を入念に行いました。

練習後、取材に応じた川村選手は、「昨日の自分の動画を見て、修正点がいくつか見つかった」と予選では反省点があったとコメント。具体的には「第1エアの入りと完成度」を挙げ、今日の公式練習では「まとめて滑るランだったりとか、エアの完成度を少し上げるような練習をしました」とコメント。

実は、予選前に行われた練習で斜面に頭を打ちつけてしまったという川村選手。「頭をこぶのところに強くぶつけてしまったので、その時はちょっと頭が痛かったんですけど、1日たってかなりよくなったというか、もう治って、大丈夫になりました。昨日は滑っている本数もかなり少ないので、体の状態はかなりよくて、疲労もあまりたまっていないですし、けがもなく順調にできているかなと思います」と体調も順調のようです。

6日に行われる準々決勝に向けては「予選でうまくいかなかったところをしっかり直して、思い切り滑りたいと思います」と意気込みを語りました。

「オリンピックは夢の舞台」と語っていた川村選手は開会式にも参加する予定で「想像もつかない初めてのことなので、とにかくチームメイトと楽しもうと思っています」と笑顔を見せました。