射水市の中学校に、きょうパリオリンピックに出場したあの地元選手が訪れ、生徒たちと交流しました。

生徒たちの割れんばかりの大きな拍手に出迎えられたのは、東京オリンピックの銅メダリストで、この夏のパリ大会にも出場した富山市出身の中山楓奈選手です。

パリオリンピック以降、すでに3つの世界大会に出場するなど相変わらず大忙しの日々を送る中山選手。

きょうは、射水市の商工業団体の招待を受けて、新湊南部中学校を訪れ、生徒たちに向けてスケートボードとの出会いや、この夏のパリでの思い出について話しました。

中山選手「選手村は、国ごとに棟があって、歩いている人がみんなトップ選手なので、有名人も普通に歩いていたりして、世界各国の食べ物も食べられて充実した場所でした」

中山選手に対し、生徒からはこんな質問も。

生徒「アニメって見ますか？」
中山選手「移動中とか飛行機の中でよく見ていて、ジョジョだったりとかワンピースとか見てます」

そして、この日一番の盛り上がりを見せたのが、中山選手からのサプライズ、スケートボードのプレゼントです。

じゃんけん大会を勝ち抜いた二人にサイン入りのスケートボードがプレゼントされました。

生徒会長「自分の好きなことを極めるということが大事だと感じました。これからも頑張ってください」

中山選手「今回の話を聞いて、自分の好きなことに一生懸命取り組んでほしいなと思いました。いまは4年後にあるロサンゼルスオリンピックに出場して、次は絶対メダルを取ることを目標に頑張っています」

メダルを逃したパリ大会の雪辱を誓う中山選手。

同じ10代の子どもたちと束の間の楽しいひと時を過ごしました。

中山選手は、今月12日からオーストラリアで行われる世界大会に出場する予定です。