その相手は…読売巨人軍の選手 入院中の子どもたちがキャッチボール 最新技術を使ったバーチャルキャッチボールで選手と交流 島根県
東京ドームと島根県出雲市の病院がつながりました。島根大学医学部附属病院の小児病棟の子どもたちが振りかぶっている先にはモニターの画面がー。
そこに現れたのは、なんと読売巨人軍の菅野智之投手です。子どもたちと読売巨人軍の投手が行っているのは、最新技術を使ったバーチャルキャッチボール。治療のため入院している子どもたちを励まそうと、読売巨人軍やソニーグループが開催しました。
今回のイベントは、島根大学医学部附属病院の大野智医師がソニーミュージックの担当者と同級生だったことから実現。6月28日は菅野投手のほかに、山﨑伊織投手や、赤星優志投手、井上温大投手が参加しました。
このバーチャルキャッチボールは、ソニーグループが開発した「XRキャッチボール」という最新技術などを使い、リズムに合わせて投球。近くでキャッチボールをしているかのような不思議な感覚です。
参加した子ども
「キャッチボール、楽しかった」
キャッチボールの後には交流も行われました。
普段は様々な病気と闘っている子どもたち。貴重な時間となったようです。
参加した子どもの母親
「とてもいい機会だったなと思います。たまたまこの期間に入院していたので、ずっと入院生活でつまらないというか、でもそんな日にこんな素敵なイベントがあって、うれしかっただろうなと思います」
島根大学医学部附属病院臨床研究センター 大野智 教授
「ぜひこのイベントをきっかけに、治療をぜひ頑張ってもらえたらと思います」
病院と東京ドームがキャッチボールでつながった夢のイベント。ソニーグループでは、今後もバーチャルキャッチボールを使ったイベントを開催していくということです。