どちらの高校が甲子園への切符を手にするのでしょうか？
夏の高校野球・新潟大会は7月23日、準決勝が行われ、帝京長岡と新潟産業大附属が決勝進出を決めました。

準決勝第1試合は新発田南と帝京長岡が対戦。

プロ注目の投手、帝京長岡・茨木は23日はセンターでの出場となりました。

■2回表
試合は2回表、新発田南の小川が左中間へのスリーベースヒットで2アウト3塁とすると、続く服部がレフト前ヒットを放ち先制します。

■3回ウラ
しかし3回ウラ、それまで好投を続けていた新発田南の小林が帝京長岡打線につかまります。

1アウト満塁の場面で打席には4番・茨木。

2ストライクと追い込みますが5球目でした。

3塁線を破るツーベースヒットでランナー2人が生還して2対1と逆転。

なおもチャンスが続く帝京長岡は5番有馬がスリーベースヒットを放つなどこの回一気に5点を奪います。

■8回表
その後、2点を追加された新発田南は8回表、2アウト1、2塁のチャンスをつくるとエースで4番の小林に打席が回ってきます。

この打球が左中間を抜けるスリーベースヒットととなり、2点を返しますが反撃はここまで。

帝京長岡が2年ぶりの決勝進出を果たしました。

〈帝京長岡　茨木佑太選手〉
「ことしは絶対甲子園を決めるという気持ちでずっと臨んでいるので、まずは決勝進出というところを決められたのでよかった。おととしと去年と悔しい思いをしてきたので、必ずここで一つ壁を破れるように初出場を遂げられるようやっていきたい」

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準決勝第2試合は中越と新潟産業大附属が対戦。

両者得点を奪い合うシーソーゲームとなりましたが、7回表新潟産業大附属・中村のバント。

これが相手の送球エラーにつながり勝ち越しに成功します。

さらに9回にも3点を追加し、新潟産業大附属が3年ぶりの決勝進出を決めました。

両校とも甲子園初出場がかかる決勝戦は7月25日に行われます。