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「応援が力に」卓球・平野美宇選手が母校に凱旋 パリ「銀」を報告 県民栄誉賞の表彰も 山梨県

2024年8月29日 21:10
「応援が力に」卓球・平野美宇選手が母校に凱旋 パリ「銀」を報告 県民栄誉賞の表彰も 山梨県

 パリ五輪で2大会連続の銀メダルを獲得した平野美宇選手が地元・山梨に凱旋です。中央市の母校を訪れ、応援への感謝を伝えたほか、 県からは県民栄誉賞が贈られました。

 パリ五輪で中央市出身の平野選手は女子シングルスではメダルに届かなかったものの、女子団体ではチームのエースとして2大会連続の銀メダル獲得に貢献しました。

 五輪後、初の県内入りとなった平野選手は母校の田富北小を訪れ、後輩の児童や教師に大きな拍手で迎えられました。

 そして、お祝いの花束を受け取ると、集まった児童らを前に銀メダル獲得を報告し、応援への感謝の思いを伝えました。

平野美宇選手
「田富北小学校のみなさんからの応援メッセージを母から受け取って、パリの現地で見ることができた。改めて頑張ろうという気持ちになったし、応援が力になった。ありがとうございます」

 これに対し、児童からは質問も。

児童「試合出場前はどういう気持ちでしたか?」

平野美宇選手
「ドキドキ緊張するが、小さい頃から夢を見て練習を毎日頑張ってきたことは絶対に裏切らないと思って、自分を最後まで信じて戦うことを意識した」

後輩の児童は
「応援が届いて本当にうれしかった」「自分も夢に向かって全力で頑張っていきたいなと思った」「どんな時も諦めず堂々と試合をしている姿を見てすごく勇気をもらったのですごく感謝している」

 一方、県庁では2度目の受賞となる県民栄誉賞の表彰が行われ、長崎知事から賞状などが手渡されました。

平野美宇選手
「実際に帰ってきたらたくさんの方が暖かく迎えてくれて、すごくたくさんの方に応援していただけていたことを実感して、改めて頑張ってきてよかった」

 パリでの激戦を終えたばかりの平野選手ですが、その視線はすでに次の戦いを向いています。

平野美宇選手
「しっかり世界選手権の切符を獲得できるようにし、4年後は目の前の試合をしっかりやっていけば見えてくる可能性がある。まずは一大会ずつに集中して頑張っていきたい」

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