山口】SNS型投資詐欺に使われた口座情報提供の疑いで32歳の運送業の男を逮捕
SNS型投資詐欺事件に関与した銀行口座の情報を提供したとして山口県警山口警察署は9月5日、千葉県に住む運送業の男を逮捕しました。
詐欺ほう助の疑いで逮捕されたのは千葉県柏市の運送業の男(32)です。
山口警察署によりますと去年7月、山口市に住む50代の女性がインスタグラムやLINEでのうその投資話を発端にして現金100万円をだまし取られるSNS型投資詐欺事件が発生しました。
男(32)はこの事件に先立ち、自身の銀行口座が詐欺に使われることを認識しながら犯行グループに口座情報を提供し、犯行をほう助した疑いがもたれています。
被害にあった50代の女性は「指定した口座に振り込みして仮想通貨を売買すれば確実に利益が出る」などとSNSのメッセージで誘導され、この男が情報を提供した口座に現金100万円を振り込みだまし取られていました。
警察の調べに対し男は「口座情報を他人に提供したことに間違いないが、詐欺に使われるとは思わなかった」と容疑を一部否認しています。
警察は余罪や共犯者などについて引き続き捜査を進めています。