子どもたちが大盛り上がり!カブトムシの全国最強を決める「かぶと虫相撲大会」が中山町で
小坂憲央アナウンサー「時刻は午前9時です。カブトムシが入った虫かごを手にした子どもたち。続々と会場に集まっています」
山形県中山町で夏の恒例イベント「全国かぶと虫相撲大会」が開かれました。
5年ぶりに通常の規模で開かれたことしの大会。トーナメント戦と当日勝ち抜き戦で県内外から合わせて534人の子どもたちとカブトムシがエントリーしました。
広島県から「地元が山形なので産休中に娘の思い出作りに」
山辺町から「(カブトムシの名前は)つなはです。足が速くて強い。一番になりたい」
カブトムシ相撲の土俵は直径6センチの太さがある木の棒の先端部分。30秒の制限時間内に対戦相手を土俵から退けるか、より高い位置にいるかで勝負が決まります。
寒河江市から「きょうの目標は、去年1回目で負けたのでまず1回勝ちたい。(参加するカブトムシは?)去年負けたカブトムシの子どもです。(親のリベンジですね)そうですね」
去年の雪辱を果たしたいと出場したカブトムシ「カブスケジュニア」の取り組みは…
「勢いよく登り始めました『カブスケジュニア』。まずは棒の頂上にたどり着きました。順調です。このままいけば。『カブスケジュニア』が勝ちました。去年のリベンジを果たしました」
参加者「とてもうれしい」「圧倒的な強さで勝ってくれた」
一方、山辺町から初出場の「つなは」はトーナメント戦の予選グループ準決勝に駒を進めていました。
「今のは引き分け」「じゃもう一回」「再々引き分け」
勝負は白熱し、3度目の取り直しに。
「白の勝ち!」
参加者「どっちも強かったですね。(つなはは今後どうするの?)育てる?うん。クワガタ飼う」
トーナメント戦の結果、最高賞「東の横綱」には中山町の佐竹琉那さん(9)のカブトムシ「ポチタ」が輝きました。