×

アユニ・D BiSH解散、ベーシストとして成長 2023年は「人生大革命期」

2023年12月29日 23:10
アユニ・D BiSH解散、ベーシストとして成長 2023年は「人生大革命期」
アユニ・Dさん
ソロプロジェクトPEDROとして新たに音楽活動をスタートさせた元BiSHのアユニ・Dさんにインタビュー。2023年の振り返りと今後の目標について聞きました。

BiSHと並行し2018年から活動をスタートしたPEDRO。6月のBiSH解散後、サポートメンバーにギター・田渕ひさ子さん、ドラム・ゆーまお(ヒトリエ)さんを迎え、スリーピースバンド形式で全国ツアーを開催。アユニさんはベースボーカルと作詞作曲を担当し、唯一無二のキャラクターや独特な世界観と感性が若者を中心に大きな支持を集めています。11月に日本武道館でチケット代100円のワンマンライブを開催したことで話題となりました。

ーー2023年を振り返ってどんな1年でしたか

人生大革命期でしたね。それこそBiSHの解散があって、そこから旅立って、ひとりで生きていくという中でたくさん迷いましたし、たくさん迷路に迷って私ってどうやって生きていたっけ? BiSH終わってからずっとそんなことばかりで、でもたくさんいろんなことに挑戦してどれが自分の心が喜ぶかとかも整えていっていろんな人に救われてきた。まだまだ人間見習い中だなという年です。


ーーBiSH解散後、他のメンバーの活躍をご覧になっていかがですか

やっぱり私はすごい人たちと一緒にいたんだなていうか。私だったらできないなということを、常に5人はそれぞれの色、それぞれの信念を持って、突き進んでらっしゃるので、離れていてもこの人たちとすさまじい8年間を過ごせて、本当に人生の糧になったなとつくづく思います。モモコさんとか、わりと本の執筆に集中するのかなと思ったらバラエティーとか音楽とかもやっていて、いつまでたっても好奇心旺盛な方なんだなって思って見ていますね。

ーーなぜPEDROとして活動していくことを選んだのでしょうか

枠にとらわれず、音楽だけでなく、自分が好きな読書だったり、料理だったり、カルチャーだったりっていうのを全部、何でもできる場所っていうのがPEDROだったので、PEDROのアユニ・Dとして、寿命が来るまで生きていけたらいいなって思うくらい可能性が秘めてある場所だと思って、PEDROとして、生きていくことにしました。わざわざ強がったりとか難しいことをしすぎたりとか苦しめすぎずに音を楽しむと書いて音楽だと思うので、そのときの楽しい気持ち、温かい気持ちをこめた音楽をやっていきたいです。

■超個人的な夢は“ピラミッド見たい”

ーー2024年の目標は

PEDROの音楽を広めたいとか音楽をもっと追究したいというのはもちろんですけど、超個人的な目標、夢としては「旅」。世界にもっと行ってみたいです。BiSHの時は仕事でしか海外に行ったことがなかった。自分の家からBiSH以外で出たことがないみたいな生活だったのでちょっと世界旅行してみたいです。ピラミッドが見たい。本当にあるのかなみたいな。あの三角形がどれだけ感動するものなのかちょっと見てみたいです。