国の重要文化財に“放水” 見学者は「目を奪われ、思わず声が出た 」 山梨県
国の重要文化財に指定されている山梨県甲府市の高室家住宅で、歴史などを学ぶイベントが開かれ、年に一度の放水も行われました。
イベントは国指定の文化財に指定されてる高室家住宅の見学や、礼法を学ぶ目的で甲府市教育委員会が開いたもので約40人が参加しました。
江戸時代から医薬業を営んでいた高室家の屋敷の中で、薬の調合や保管が行われていた部屋を紹介したり、お盆に乗せたお茶や菓子などの渡し方の作法を学びました。
一方、文化財の保護を目的に年に一度の放水訓練も行われました。参加者は文化財に直接放水する迫力ある光景に目を奪われていました。
参加者「放水は声が出るぐらいすごかった」「四方からすごい水が出ていて、とても感動しました」
甲府市教育員会は「イベントを通じて重要文化財の貴重さを学び、未来に残していく気持をもってほしい」と話しています。
最終更新日:2024年9月28日 18:31