11月の経常収支 5か月連続黒字
海外とのモノやサービスなどの取引を示す11月の日本の経常収支は5か月連続の黒字となった。
財務省によると11月の貿易収支は6368億円の赤字だったが、スマートフォン部品を中心に輸出額が増加したことに加え、原油価格が下落したことにより去年の同じ月より赤字幅は縮小した。一方、企業の海外の子会社のもうけが増えたことや国債の利子の受け取りが増えたことなどから第一次所得収支は1兆2760億円の黒字で、11月としては過去最大となった。また、海外からの旅行客が増え旅行収支は2か月連続で黒字となっている。
こうしたことから、11月の日本の経常収支は4330億円の黒字となった。黒字は5か月連続。