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政府 景気判断「ゆるやかな回復基調」

2015年1月23日 17:28

 政府は今月の月例経済報告で、先月に引き続き景気の判断を据え置いた。

 今月の月例経済報告では景気の現状について「個人消費などに弱さが見られるが、ゆるやかな回復基調が続いている」としており、先月に引き続き、景気の判断を据え置いた。

 「個人消費」については、消費マインドに弱さが見られる中で新車販売台数がゆるやかに増加し、家電販売もゆるやかに持ち直していることから「底堅い動きとなっている」と判断を据え置いた。一方、「生産」については、先月の「下げ止まっている」から「持ち直しの動きが見られる」と上向きに修正したほか、住宅建設も上向きに修正した。

 ただ、全体としては「おおむね横ばい」の状態だと分析している。景気の先行きについては原油価格の下落の影響などもあって「ゆるやかに回復していくことが期待される」としている。