長期金利、一時0.7%に 9年8か月ぶりの水準に上昇
国内債券市場で11日午前、長期金利が9年8か月ぶりに0.7%まで上昇しました。
11日の債券市場で、長期金利の指標となる10年物国債の利回りが0.7%をつけ、2014年1月以来、9年8か月ぶりの水準まで上昇しました。
これは日銀の植田総裁のインタビュー記事での発言を受けたもので、日銀の金融政策の正常化が早まるのではとの思惑が広がったためです。
市場関係者は「日銀による金融政策の運営に対する金融市場の受け止めのトーンが少し変わったのでは」と話しています。