金融庁 明治安田生命保険への立ち入り検査を開始
金融庁が、明治安田生命保険への立ち入り検査を始めたことがわかりました。
明治安田生命は昨年6月に、70代の営業職員が複数回にわたって保険料を着服し、約2000万円を不正に取得した事案があり、金融庁は組織の管理体制などを調べるとみられます。
また生命保険業界では、節税効果があるとして中小企業経営者に販売されている法人向け保険、いわゆる「節税保険」を巡って、国税庁が税務上の取り扱いを見直し、2019年に規制を強化していました。
今回の検査では、こうした節税保険商品の販売についても実態を調べる方針です。