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惜しまれつつ…ホテルオークラ本館営業休止

2015年8月31日 18:56
惜しまれつつ…ホテルオークラ本館営業休止

 オープンから50年以上がたった東京・港区の老舗ホテル「ホテルオークラ東京」の本館が、31日の営業をもって一時閉館となる。

 1962年に建設された「ホテルオークラ東京」の本館。老朽化を理由に31日午後11時に一時閉館(別館は営業継続)することとなった。

 ロイヤルスイートルームには、アメリカのニクソン元大統領や俳優のハリソンフォードさんら世界のVIPが宿泊。53年間、日本有数の高級ホテルとして利用されてきた。

 ホテルオークラ東京フロントサービス課・内山千恵さんは「この本館ロビーというのは特別な場所なので、なくなってしまうということはとても複雑な心境ですが、今後のことを考えるととても楽しみですね」と話した。

 新しいホテルオークラは、41階建てと16階建ての2棟が建てられ、東京オリンピック・パラリンピックの前、2019年春のオープンを目指す。

 最後の一日となった31日は午後6時すぎから、さよならコンサートも開かれ、本館の閉館を惜しむ人々が訪れた。