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仕事、イクメン、三重県知事、語る 4/5

2016年5月12日 19:59
仕事、イクメン、三重県知事、語る 4/5

 地域間競争が激化する中「選ばれる自治体にしたい」という鈴木知事。トップセールスにも積極的で、台湾やタイなど海外からの観光客誘致にも奔走している。


■3つの「ONE(ワン)」を大事にする

――海外に向けてアピールしたい三重県の魅力は何でしょう。

 まず「3つの“ONE(ワン)”というものを大事にしてください」と、職員や県民のみなさんにも言っています。それは「ナンバーワン」「オンリーワン」「ファーストワン」。「初めて」とか「唯一」とか「一番」とかを大事にしてくださいと。

 例えば、忍者とか海女というのは、三重県の数が一番多かったり、初めてだったり、唯一だったりします。地域間競争が激しい中では、3つの「ONE」があるものをPRしていかないと、みんなに覚えていただけません。そのような中で、トップセールスをやらせていただいているというのがあります。

 行政は、あれもこれもと取り入れすぎて、結局、何が魅力なのかあいまいになりがちです。三重県としては、忍者とか海女とか、あるいは今回ですと、伊勢神宮のように絞ってPRしています。

――三重情報館の設置という発表もありましたね。

 国際メディアセンターの中の、みなさんが絶対通る動線の中に「三重情報館」というのを設置して、三重県の魅力を大型モニターやスマートフォンなどを使ってPRをしていきたいと考えています。