日経平均257円高 4営業日ぶり反発
31日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに値を上げた。平均株価の終値は、前日比257円11銭高の2万3139円76銭。
アメリカで大規模な金融緩和が続くとの観測から、先週末のダウ平均株価が昨年末の水準を上回った流れを受けて、東京市場でも買い注文がふくらんだ。
市場関係者からは、「安倍総理が辞任後も、後任が決まるまで責務にあたり、政治的空白がなくなったことへの安心感が市場に広がった。また、財政・金融政策の方針は引き継がれるとの見方からも、買いにつながっている」との声もあった。
平均株価の上げ幅は、459円までになる場面もあったが、午後になると、利益を確定する目的の売り注文もあり、次第に縮小する展開となった。
東証1部の売買代金は、概算で2兆3508億円。東証1部の売買高は、概算で13億4148万株。