7月の企業物価指数 17か月連続上昇…輸入物価指数も過去最高
7月の企業物価指数は17か月連続で上昇し、過去最高となりました。輸入物価指数も過去最高となっています。
日銀によりますと、国内の企業間で取引されるモノの価格を示す7月の企業物価指数は114.5となり、1960年以降で最高となりました。前の年の同じ月と比べてプラス8.6%で17か月連続の上昇です。電力や都市ガス、鉄鋼などが大きく上昇しました。
また、円安による輸入価格の高騰で、輸入物価指数は前の年の同じ月に比べて48.0%上昇し、1981年以降最も高い数字となりました。
企業物価の上昇が販売価格に転嫁されると、消費者にとってさらなる物価高が懸念されます。