アメリカ・ハワイ州のオアフ島南部で、日立製作所が製造した完全自動運転による鉄道の運行が始まりました。

6月30日に運行が始まったのは、新たな鉄道「スカイライン」の西側の一部区間、真珠湾沿いの約17キロです。アメリカで初の完全自動運転システムとなっていて、1編成で最大800人乗ることができます。スカイラインは今後、ホノルル市中心部のアラモアナセンターまで結ぶ計画で建設が進められています。

日立によりますと、全区間で開通すると、1日あたり車4万台分の移動を減らせるとしていて、激しい渋滞の解消や二酸化炭素の排出削減が期待されています。

※写真：日立提供