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ロープウエー停止、観光客ら18時間宙づり

2011年8月14日 13:17

 日本人にも人気の観光名所、ドイツ南部・ノイシュバンシュタイン城を臨むロープウエーが止まり、観光客ら20人が宙づりのまま、一夜を過ごした。

 12日、2人乗りのパラグライダーがノイシュバンシュタイン城を臨むロープウエーのケーブルに突っ込み、ゴンドラが地上約100メートルの地点で宙づりになった。地元のレスキュー隊が救助にあたったものの、強い風などの影響で作業は難航し、ロイター通信によると、4歳から74歳までの観光客ら20人がゴンドラ内で一夜を過ごした。13日朝になって、ヘリコプターによる救助が成功し、約18時間ぶりに全員、無事に助け出された。

 パラグライダーに乗っていた2人は軽傷ですんだという。