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中国とロシアの艦隊が北極海を航行

2024年10月3日 0:28

中国海警局は2日、中国とロシアの艦隊が北極海を航行したと明らかにしました。

中国海警局の船が北極海を航行するのは初めてで、海警局は理由について「海警局の航海の範囲を効果的に拡大し、不慣れな海域での任務遂行能力を試し、 国際的な海洋秩序に積極的な参加をするため」と説明しています。

中国国営メディアが公開した動画には、1日に中国の建国75周年の記念日を迎えたことを祝い乗組員が船の上で国歌をうたう様子も掲載されています。

また、中国外務省は2日、習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が両国の国交樹立75年を祝い、祝電を交換したと発表しました。このなかで習主席は「両国関係を前進させ全面的な協力を絶えず拡大させる」と強調しました。

これに対し、プーチン大統領は「現在のロシアと中国の関係は過去最高レベルだ」と評価したうえで、「パートナーシップがさらに強固なものになると確信している」と述べていて経済や軍事面での連携強化に前向きな考えを示しました。