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NY株、78ドル高 1万2837ドル

2012年3月8日 9:28

 7日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、追加の金融緩和策への期待が広がり、ダウ平均株価は70ドル以上値を上げて取引を終えた。

 7日、アメリカの有力紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」が、アメリカの中央銀行にあたる連邦準備制度理事会(FRB)が「追加の金融緩和策を検討している」と報じたことを受け、市場では景気刺激策への期待が高まった。また、2月の非農業部門の雇用者数が前月に比べて21万6000人増えたとの発表があり、買いが優勢となった。こうしたことからダウ平均株価は前日比78ドル18セント値を上げ、1万2837ドル33セントで取引を終えた。また、ハイテク株中心のナスダック総合指数も前日比25.37ポイント値を上げ、2935.69で取引を終えた。

 7日、タブレット型端末「iPad(アイパッド)」の新しい機種の発売を発表した「アップル」の株は、前日比0.43ポイント上昇と大きな値動きにはならなかった。