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若手議員ら 中国副主席に日中首脳会談要望

2014年8月19日 1:30

 中国を訪問している若手国会議員らが李源潮国家副主席と会談し、11月の国際会議に合わせ日中首脳会談を行うよう働きかけた。

 公明党の遠山議員や民主党の細野前幹事長らは、超党派組織の「日中次世代交流委員会」として17日から中国を訪問し、18日午後、中国の李源潮国家副主席と会談した。

 議員らは、今年11月に北京で開かれるAPECで日中首脳会談を行うよう要望したが、李副主席は「政治的障害を取り除くために必要な環境と雰囲気を作らなければならない」と述べるにとどまった。

 また、現在の日中関係の状況について李副主席は「両国の戦略的相互信頼の不足から来ている」と日中双方に原因があると指摘。環境分野などについては「積極的に協力を進めたい」と前向きな発言をする場面もみられたという。