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スコットランド自治政府首相が辞意を表明

2014年9月20日 12:42

 イギリス北部・スコットランドで行われた独立を問う住民投票で反対が過半数となったことを受け、賛成派を率いてきた自治政府のサモンド首相が19日、辞意を表明した。

 サモンド首相「今後に可能性を感じる状況のなか、新しいリーダーシップがスコットランドにとって有益だ」

 サモンド首相は19日、住民投票での敗北の責任を取り、自治政府の首相と「スコットランド民族党」の党首を辞任する考えを明らかにした。

 サモンド首相は敗れたものの、独立運動を通してイギリス・キャメロン首相にスコットランドの自治権拡大を認めさせるという成果を残した。

 一方、最大都市のグラスゴーでは19日、興奮した賛成派と反対派の間で小競り合いが起きる一幕もあった。