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中国1~3月GDP7%増 6年ぶり低水準

2015年4月15日 12:08

 中国の今年1月から3月までのGDP(=国内総生産)が15日午前に発表され、伸び率は前年同期比で7%にとどまり、6年ぶりの低い伸びとなった。

 中国国家統計局が発表した1月から3月期のGDPは、前年同期比で7%のプラスとなった。前期比で0.3ポイント下落し、世界的な金融危機の影響を受けた2009年1月から3月期以来の低い伸びにとどまった。輸出入の落ち込みや不動産市場の不振、投資の伸び悩みなどが影響しているものとみられるが、国家統計局は「想定の範囲内だ」としている。

 中国政府は今年の年間の成長率目標を「7%前後」と11年ぶりの低い水準に引き下げ、これまでの「成長優先」から成長の質や効率を重視する体質に転換することを掲げている。