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NY株3日ぶり反発 終値1万7904ドル

2015年6月17日 7:25
NY株3日ぶり反発 終値1万7904ドル

 16日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前日まで下落していた反動で買い注文が相次ぎ、前日比113ドル31セント高の1万7904ドル48セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も25.58ポイントアップして5055.55となった。

 この日は前日に相場が下落した反動と、企業のM&Aに関する動きが材料となって買い注文が活発になった。ただ、ギリシャの金融支援をめぐって協議の先行きが不透明だという見方が強いために、運用リスクを避ける目的で株式相場は抑えられている。

 市場関係者が注目しているのは今週行われる金融政策の決定会合・連邦公開市場委員会(=FOMC)で、雇用などの経済指標が上向きなため、会合では利上げに積極的な姿勢が打ち出されるとも見られていて、市場関係者には警戒感も広がっている。