ミャンマー総選挙投票終了 政権交代なるか
ミャンマーでは8日、事実上25年ぶりとなる民主的な総選挙が行われた。投票はすでに締め切られ、アウン・サン・スー・チー氏率いる最大野党NLD(=国民民主連盟)の本部前には、最新の開票情報を得ようと支援者が続々と集まっている。
今回の総選挙は、軍事政権から民政に移管されて初めて行われたもので、投票所では8日午前6時の投票開始前から有権者の行列ができ、政治が変われば生活もよくなると多くの有権者が話していた。
NLDは、軍事政権の流れをくむ与党に対して選挙戦を優位に進めていて、政権交代に必要な改選議席の3分の2以上を獲得できるかが焦点。
全ての有権者が投票を終えた投票区では、すでに開票が始まっていて、NLDの独自集計によると、軒並みNLD優勢との情報が入っているという。
NLD側は、9日未明にも独自集計の結果を発表したいとしている。