ミャンマーの総選挙は開票作業が続いており、アウン・サン・スー・チー氏率いる最大野党が議席を伸ばしている。政権交代への期待が高まる中、単独過半数を獲得できるかが焦点となっている。

　選挙管理委員会の開票速報によると、最大野党・ＮＬＤ（＝国民民主連盟）はこれまでに結果が判明した５４議席のうち４９議席を獲得した。

　今後の焦点はＮＬＤが単独過半数である３３３議席以上を獲得できるかどうかだ。ＮＬＤ幹部によると、ＮＬＤの得票率は全国平均で８０％を超えるとみており、３８０議席以上になると分析しているという。

　一方で「軍や政府が何をしてくるかわからない」とも話していて、明確な勝利宣言は更なる公式発表を待って行う方針。