国連安保理 「イスラム国」資金源絶つ決議
国連の安全保障理事会は17日、初めての財務相会合を開き、過激派組織「イスラム国」の資金源を絶つための決議を採択した。
会合では、決議案を主導するアメリカのルー財務長官が議長を務めた。全会一致で採択された決議は、「イスラム国」に資金援助をした個人や団体に資産凍結や入国禁止などの制裁を科すことや、資金に関連する情報について、加盟国が共有することなどを求めている。
安保理は先月、「イスラム国」への対策を強化するよう求める決議を採択しているが、「イスラム国」の資金繰りを絶つことで弱体化を図りたい狙い。