NY株50ドル安 終値1万7552ドル
24日のアメリカ・ニューヨーク株式市場はクリスマスの祝日を翌日に控えて、利益を確定する売りが優勢になり、前日から50ドルほど値を下げて取引を終えた。
24日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は前の日の終値から50ドル44セント値を下げ、1万7552ドル17セントで取引を終えた。またハイテク株が中心のナスダック総合指数は2.56ポイント上げて5048.49だった。
この日のニューヨーク株式市場は、クリスマスの祝日前日のため、午後1時までの短縮取引だった。24日は焦点の原油先物相場が続伸し、指標となるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は1バレル38ドル台を回復した。しかし石油関連企業などの大幅な値上がりにつながらなかったほか、今週に入り、ダウ平均株価が400ドル以上上げた反動もあって、利益を確定させるための売りが終盤、やや優勢となった。
市場関係者は「年末を控え、ここ数日の株式市場は原油価格の動向に左右されている」と話している。