FIFA 事務局長に初の女性起用へ
FIFA(国際サッカー連盟)は13日、メキシコで総会を開き、会長に次ぐナンバー2の事務局長に国連で人権問題に取り組んできた女性職員を起用すると発表した。
FIFAは2月に就任したインファンティノ会長の下で初めての年次総会をメキシコシティーで開いた。総会では会長に次ぐナンバー2のポストである事務局長に、国連の人権調整官を務め、長年人権問題に取り組んだセネガル出身の女性職員、ファトマ・サムラ氏の起用が発表された。
インファンティノ会長「サムラ氏はFIFAに新しい風を起こしてくれるだろう。FIFAに多様性を取り入れると言うからには真剣に取り組まなければならない」
FIFAの事務局長に女性が就任するのは初めてで、インファンティノ会長は外部からの人材の起用で組織の改革を進め、一連の汚職事件からの信頼回復を図りたい考え。