日本語では?2回目の米大統領選TV討論会
話題のニュースを英語で伝えるとどうなるのか。「In Plain English~ニュース英語を使いこなす~」。10月は「アメリカ大統領選 候補者による討論会」についてとりあげる。
アメリカ大統領選に向けた民主党・クリントン候補と共和党・トランプ候補による2度目のテレビ討論会が先週、行われた。今回の討論会は、有権者からの質問に答える形だ。そこでのお互いの発言を取り上げ、それをどのように日本語として伝えるか、キーワードを読み解き、その発言の背景について説明していく。
2人の発言を日本語として捉える場合、注目すべきワードがいくつかある。
fit ふさわしい
disaster ひどい、悲惨な、メッチャクチャ、しっちゃかめっちゃか
people of color 英語圏では一番まとまった、政治的に正しい「白人以外」
I tell it like it is 見たことや事実そのまましか言っていません
互いに握手もせず始まったこの討論会だが、最後は2人が握手をして終わっている。質問がそうさせたのかは分からないが、言論の国という印象を受ける。3回目となるテレビ討論会は、日本時間20日に行われる。
※次回も討論会の発言をテーマにする。