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国際
2017年3月16日 10:53

“オランダのトランプ”極右が伸び悩む

 15日に行われたオランダの総選挙は開票が進んでいる。これまでのところ与党がリードしており、「オランダのトランプ」と呼ばれるウィルダース党首率いる極右政党は伸び悩んでいる。

 日本時間16日午前9時に発表された開票率9.3%時点の公式集計によると、ルッテ首相率いる与党・自由民主党が33議席でリードしているのに対し、オランダのトランプと呼ばれるウィルダース氏率いる極右・自由党は18議席で第3党にとどまっている。イスラム系の移民排斥やEU(ヨーロッパ連合)からの離脱といった過激な主張への反動で終盤に失速した形。(第2党はキリスト教民主勢力の25議席)

 ルッテ首相は早くも勝利宣言した。

 ルッテ首相「イギリスのEU離脱、そしてアメリカの大統領選挙という流れの中、オランダは今日、『間違ったポピュリズム』をストップした」

 一方のウィルダース氏も敗北を認め、今後も野党として戦い続けると語った。

 ウィルダース氏「もう少し議席が欲しかった。ルッテ首相に勝ちたかったが現実にはならなかった」

 極右・自由党は事前の予想よりも伸び悩んだ形だが、議席数自体は改選前よりも増やす見通しで、ヨーロッパ各国に広がる極右、さらにはポピュリズム政党に対する一定の支持があらためて裏付けられた形。