小和田恒氏が退任 国際司法裁判官に岩沢氏
皇太子妃雅子さまの父・小和田恒氏の退任に伴い行われた国際司法裁判所裁判官の補欠選挙で、日本の岩沢雄司東大教授が当選した。
国連で22日、国際司法裁判所裁判官の補欠選挙が行われた。この選挙は、小和田氏の長女・雅子さまが来年、皇后になることや高齢などを理由に辞意を表明したことを受け、行われたもの。
国連総会では193の加盟国のうち184票の賛成を得て東京大学の岩沢雄司教授が当選した。候補者は岩沢氏一人で事実上の信任投票だった。
国際司法裁判所裁判官に当選 岩沢雄司氏「日本出身の裁判官として国際社会における法の支配の促進に全力で取り組んで参りたい」
国際司法裁判所はオランダのハーグにある国際紛争を平和的に解決するために設立された国連の司法機関。