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ドネツク州で集合住宅砲撃、18人死亡 ゼレンスキー大統領「意図的な殺人」

2022年7月11日 16:21
ドネツク州で集合住宅砲撃、18人死亡 ゼレンスキー大統領「意図的な殺人」

ロシアが制圧を目指すウクライナ東部のドネツク州で、集合住宅が砲撃を受け、少なくとも18人が死亡しました。ゼレンスキー大統領は「意図的な殺人だ」と強く非難しています。

ドネツク州北部の町で9日夜、5階建ての集合住宅がロシア軍の砲撃を受けました。ウクライナ非常事態庁によりますと、11日までには少なくとも18人の死亡が確認されました。建物は一部が完全に崩れ落ち、現地では今も救助活動が続いていて、死傷者はさらに増える恐れがあります。

ゼレンスキー大統領はこの攻撃について、「意図的な殺人だ」と強く非難しました。

ゼレンスキー大統領「都市や住宅地を狙って空爆を指示した人と実行した人による、完全に意図的な殺人だ」

大統領はまた、“我々の都市を攻撃をしてきた人たちは必ず罰せられる”と改めて強調しました。

一方、ロシア軍による民間施設への攻撃はほかの都市でも続いていて、第2の都市・ハルキウで10日、学校や子どもの保健施設が攻撃されました。死傷者はいませんでしたが、建物は大きく破損するなど被害が出ています。

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