韓国軍は、北朝鮮が14日朝、日本海に向けて複数の短距離弾道ミサイルを発射したと明らかにしました。

韓国軍によりますと、北朝鮮は14日午前9時30分ごろ、北朝鮮北部の慈江道・江界周辺から短距離弾道ミサイル数発を発射しました。ミサイルは250キロ余り飛び、日本海上に落下したということです。

北朝鮮は今月6日、金正恩総書記立ち会いのもと、新たに開発を進めている極超音速ミサイルの試験発射に成功したと明らかにしていました。

この際、金総書記は新たなミサイルについて「いかなる防御も効果的に突破し、甚大な軍事的打撃を加えられる」と強調していました。

来週にはアメリカのトランプ次期大統領の就任式が控えていて、北朝鮮としてはそれを前に、軍事的挑発をくり返しているものとみられます。