モスクワ市、英大使館近隣の名称を「ルハンシク人民共和国広場」と変更
ロシアのモスクワ市は4日、在ロシアのイギリス大使館の近隣地区を、新たにロシアが制圧を宣言した「ルハンシク人民共和国広場」と名付けると発表しました。
モスクワ市は、ロシアが制圧をめざすウクライナ東部ドンバス地方の貢献者を記憶にとどめるためとして、「ルハンシク人民共和国」の名を残すべき場所を市民投票にかけていました。
その結果、ウクライナを支援しているイギリス大使館の近隣の地区が過半数(56.85%)を占めたと4日に発表しました。
他には、ドイツ大使館とリトアニア、ベルギー大使館の付近が候補に挙がっていました。
モスクワ市は先月22日にも、アメリカ大使館の住所を「ドネツク人民共和国広場」に変更していて、アメリカ大使館は、住所を緯度と経度による表示に変更するなどして対応していました。