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ザポリージャ原発に再び砲撃 設備が破損「一時電源喪失…非常用電源を緊急使用」

2022年9月22日 2:04

ウクライナ国営の原子力企業は21日、南東部のザポリージャ原発に再び砲撃があり、設備が破損したため、一時、電源が喪失し、非常用電源を緊急使用したと発表しました。

ウクライナの原子力企業「エネルゴアトム」によると、21日未明、ザポリージャ原発にロシア軍による砲撃があり、原子炉6号機につながる設備の一部が破損したということです。このため一時、電源が喪失し、緊急で非常用電源に切り替えたものの、その後、別のところから電気を供給できるようになったとしています。

エネルゴアトムは「IAEA(=国際原子力機関)の調査団がいるにもかかわらず、ロシア軍はテロ攻撃を続けている」と非難しています。

一方、ロシア国防省は同じ日、「5号機の関連施設にウクライナ軍の砲撃があり、水道管が破損した」と主張しています。