“人質救出の瞬間”映像を公開 イスラエル軍が4人救出 作戦で空爆、子ども64人死亡
イスラエル当局は10日、イスラム組織ハマスに連れ去られていた人質を救出した瞬間の映像を新たに公開しました。
イスラエル部隊
「入れ!入れ!」
イスラエル警察が公開した映像には、8日に行われた人質救出作戦の様子が映っていました。
イスラエル部隊
「どこですか!?」
人質
「ここにいます!」
イスラエル部隊
「名前は?」
人質
「アルモグです!」
「アンドレイです!」
イスラエル部隊
「3人の人質、全員無事です!」
発見したのは、ハマスの人質となっていた男性3人です。
イスラエル部隊
「落ち着いて!助けに来ました」
銃声が鳴り響く中、兵士に連れられて脱出しました。
日本時間11日にイスラエル軍が公開した別の映像には、ヘリコプターの中の様子も。
イスラエル部隊
「あれがベングリオン空港だ。みんなが出迎えているよ」
眼下にはイスラエルの街が広がっていました。
こうして解放されたアルモグさんは、約8か月ぶりに家族と再会を果たしました。
救出作戦では、合わせて4人の人質を救出。その後、イスラエル当局は、作戦の映像や家族との再会の様子を立て続けに公開しました。
人質の解放が進まないことにイスラエル国内で批判が高まる中、こうした動画は、批判をかわし成果をアピールする狙いがあると見られます。
人質の父親
「有能で人道的、そして世界で最も道徳的な軍隊に感謝します」
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一方、この作戦でイスラエル軍はガザ地区中部の難民キャンプを空爆。ガザ保健当局によると、これまでに274人が死亡し、このうち64人は子どもだったということで、国際的な批判も高まっています。