J&J 12~17歳ワクチン臨床試験開始
アメリカの医薬品大手、ジョンソン・エンド・ジョンソンは2日、新型コロナウイルスワクチンについて、12歳から17歳を対象とした臨床試験を始めたと発表しました。
ジョンソン・エンド・ジョンソンは、新型ウイルスワクチンの臨床試験でこれまで18歳以上の被験者を対象に臨床試験を行ってきましたが、新たに12歳から17歳を対象とした臨床試験を始めたと発表しました。16歳から17歳のグループから接種を始めていて、徐々に対象を拡大していくとしています。
また、近いうちに12歳以下の子どもや妊婦を対象とした臨床試験も開始し、「すべての年齢層を守っていく」との方針を明かしています。
若年層に対する臨床試験はモデルナがすでに生後6か月から12歳未満の子どもを対象とした臨床試験を始めているほか、ファイザーも5歳以下の子どもを対象とした臨床試験の計画を発表しています。