1~3月期のGDP18.3%プラス 中国
中国の今年1月から3月のGDP(=国内総生産)は、去年の同じ時期に比べて18.3%のプラスで、過去最高の伸びとなりました。新型コロナウイルスによる経済打撃から回復したことが、一層鮮明になった形です。
中国国家統計局が発表した今年1月から3月のGDPは、去年の同じ時期に比べて18.3%プラスとなりました。去年の1月から3月は新型コロナの影響が深刻で、初めてのマイナス成長となりましたが、今回はその反動で過去最高の伸びとなりました。
製造業や輸出が好調で、中国政府は、「経済は安定して回復している」として、新型コロナの影響を克服したと強調しました。一方で、若年層の失業率が高いことなどを挙げ、雇用の回復にはまだ時間がかかるとしています。