NY株 ビットコイン急落で投資家心理悪化
19日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、仮想通貨のビットコインの急落が投資家心理の悪化につながり、幅広い銘柄が売られ、ダウ平均株価は続落して取引を終えています。
19日のニューヨーク株式市場・ダウ平均株価は、前の日の終値から164ドル62セント値を下げ、3万3896ドル04セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も3.90ポイント下げて、1万3299.74で取引を終えています。
この日は、朝方、仮想通貨のビットコインの価格が急落したことを受け、市場では投資家心理の悪化につながり、幅広い銘柄が売られました。金融の「ゴールドマン・サックス」や航空機大手の「ボーイング」、石油大手の「シェブロン」などが大きく売られ、相場を押し下げました。ダウ平均は、前の日の終値から580ドルあまり下げる場面もありましたが、最終的に164ドル安と下げ幅を縮小して取引を終えています。
市場関係者は、「当面は、ビットコインの値動きを強く意識する相場展開となるだろう」と話しています。