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侵攻直後にロシア軍が拘束 ウクライナ南部の市長、遺体となって返還

2024年12月6日 6:35
侵攻直後にロシア軍が拘束 ウクライナ南部の市長、遺体となって返還

ロシアによるウクライナ侵攻の開始直後の2022年、ロシア軍に拘束されたドニプロルドネ市の市長の遺体が、先週、ウクライナに返還され、5日、埋葬されました。

ロイター通信などによりますと、2022年、ウクライナ南部ドニプロルドネ市の市長がロシア軍に拉致され、その後、行方が分からなくなっていましたが、先週行われた捕虜交換で市長の遺体がウクライナ側に返還されました。

遺体は5日、キーウ近郊に埋葬されましたが、ウクライナ当局によりますと、遺体には拷問を受けた形跡があったということです。

市長はドニプロルドネ市がロシア軍に占領された際、住民の安全を確保するために市内に残っていましたが、2022年3月、ロシア軍にとらえられたということです。

ゼレンスキー大統領は5日、「現在も市長や地域の指導者少なくとも6人がロシアに拘束されている」と明らかにした上で、「彼らを取り戻すために全力を尽くしている」と述べたということです。

最終更新日:2024年12月6日 6:38
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