パキスタンで“自爆テロ”50人以上死亡 パキスタン・タリバン運動の司令官が“犯行声明”も…報道官が関与否定
パキスタンのモスクで30日、礼拝中に自爆テロとみられる爆発があり、これまでに50人以上の死亡が確認されています。
爆発があったのは、アフガニスタンとの国境に近いパキスタン北西部・ペシャワルにあるモスクです。
ロイター通信などによりますと、爆発の際、モスクには礼拝のため、およそ400人がいたということで、これまでに59人が死亡、170人がケガをしています。
現場となったモスクは、州警察の本部などと同じ施設内にあり、亡くなった59人のうち27人は警察官だったということです。
今回の爆発について、イスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動」の司令官が「幹部が殺害されたことへの復しゅうの一部だ」とツイッターに投稿していましたが、その後、報道官が「今回の爆発と自分たちは何の関係もない」と関与を否定する声明を発表しています。