スイートピーの栽培が盛んな宮崎県日南市では、20日からの初出荷を前に本格的な収穫作業が始まりました。

今年のスイートピーは高温で生育が悪く、長雨の影響で例年より2週間ほど収穫が遅れています。
日南市北郷町の由良隆彦さんのハウスでは、20日からの出荷を前に本格的に収穫作業が始まりました。

（スイートピー農家　由良隆彦さん）
「高温障害、花芽がつきづらくなるので大変でした。農協の指導員と協議してなんとかここまで持ってきました。努力して愛情込めて作ってきたので1本でも多く、色・香りを楽しんでいただければと思います。」

ＪＡみやざきはまゆう地区本部管内では、10月の線状降水帯の大雨で17戸のうち7戸が水につかる被害にあいました。
出荷のめどは去年の600万本に対し今年は450万本となっています。
品質を左右する冷え込みがようやく感じられるようになり、生産者はこれからの仕上がりに期待をかけています。

スイートピーは20日から関東・関西向けへの出荷が始まります。