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参院選公示 各政党の党首らが第一声

2013年7月4日 12:42
参院選公示 各政党の党首らが第一声

 第23回参議院選挙が4日、公示された。安倍政権の経済政策「アベノミクス」の是非などを争点に選挙戦がスタートし、各政党の党首らが第一声を上げた。

 自民党・安倍首相「福島の復興なくして日本の再生がないからであります。ねじれているためにも、なかなか復興、スピーディーに進んでいかない。経済の再生もスピーディーに進んでいかない。改革も進まない。このねじれを解消させていただきたい」

 民主党・海江田代表「私どもは、今度の選挙で暮らしを守る力になる。皆さんの暮らしが本当によくなったかということを考えていただきたいと思います」

 日本維新の会・石原共同代表「新しい維新をやりましょう。日本を丸ごと変える、日本の官僚支配を変えない限り、無駄が多すぎて、この国はだんだん沈んでいく。そのために私たち、体を張ってやりますから」

 公明党・山口代表「(過去10年間のデフレで)平均の給料が10%も失われてしまった。まずこれを取り戻しましょう。賃金の上昇を、ぜひ公明党にやらせていただきたい」

 みんなの党・渡辺代表「増税の前にやるべきことがある。テコの原理で国会を動かす。そういう力を与えていただければ、まず自ら身を切る改革を徹底してやってまいります」

 生活の党・鈴木幹事長「命と暮らしと、そして地域を守る。この3つは私たちが今、日本の現状の中で、何としてもやらなければならない、そういう問題だと思っています」

 共産党・志位委員長「どんな問題でも、国民の立場で抜本的対案を示す。自共対決を貫き、躍進を目指します」

 社民党・福島党首「強い国よりやさしい社会です。1%の大企業や大富裕層のための強い国ではなく、やさしい社会を目指します」

 みどりの風・谷岡代表「若者を不安に陥れている、母親たちを不安に陥れている、原発はもうやめなければいけません。消費税を私たちは認めることができません。凍結です」

 今回の選挙は第2次安倍内閣発足後、初めてとなる大型の国政選挙で、与党が過半数を獲得できるかどうかが焦点。また、今回の選挙から解禁されたインターネットを使った選挙運動も注目されている。参議院選挙は21日が投票日。

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