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自民・萩生田政調会長“期限ありきではなく、国民の理解を優先すべき” 保険証廃止の方針

2023年7月25日 2:00
自民・萩生田政調会長“期限ありきではなく、国民の理解を優先すべき” 保険証廃止の方針
自民党の萩生田政調会長は、来年秋に今の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化させる政府の方針について「国民に理解してもらう機会を作る必要がある」と述べ、期限ありきではなく、国民の理解を優先すべきとの考えを示しました。

萩生田政調会長「国民のみなさまが不安に思っている以上、無理に最終的なおしりの時間を切らなくても、しっかり啓蒙し、皆さんに理解をしていただく機会を作る必要がある」

萩生田氏はこのように述べ、来年秋に今の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化させる政府の方針について、期限ありきではなく国民の理解を優先すべきとの考えを示しました。一方、萩生田氏は「何があっても、このシステムは前に進めていくという基本的な姿勢は必要だ」とも述べています。

政府の方針に自民党の幹部が注文をつけた形ですが、マイナカードへの国民の不信が高まっていることから、状況を打開しようとのねらいがあるものとみられます。