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拉致問題「中学生サミット」全国の中学生約60人が参加 若い世代に理解を…松野官房長官

2023年8月10日 14:02
拉致問題「中学生サミット」全国の中学生約60人が参加 若い世代に理解を…松野官房長官

北朝鮮による拉致問題への関心を高めようと政府は「拉致問題に関する中学生サミット」を開催しました。松野官房長官は、拉致被害者の帰国実現に向け、「若い世代の理解が重要」と呼びかけました。

松野官房長官
「皆さんが、日本で自由な生活をする一方で、拉致され、家族とも会えず、今なお助けが来ることを待っている人がいること。また必死に再会のための活動を続ける、ご家族や支援者がいることを忘れないでください」

イベントには、全国からおよそ60人の中学生が参加しました。松野長官は拉致被害者の帰国を実現するには、「日本国民が心を一つにして強い意思を示すことが力強い後押しとなる」とした上で、「特に若い世代に理解を深めてもらうことはとても重要だ」と強調しました。

イベントには、家族会の代表で、中学1年生の時に拉致された横田めぐみさんの弟・横田拓也さんも参加しました。横田さんは、「私たちが一番恐れているのは、 国民の一人一人が、拉致問題を忘れてしまうことだ」と訴えました。