“戦後70年談話”有識者らが最終会合
安倍首相が夏に発表する予定の戦後70年談話についての有識者会議が、21日に最終会合を開いた。今後、報告書をまとめ、安倍首相に提出する。
会議は、今年2月以降、計7回開かれ、過去の村山談話・小泉談話で使われた「植民地支配」や「侵略」などの表現、また、戦後の日本の歩みなどについて、議論を重ねてきた。
有識者会議・西室泰三座長「総理の方からいわば積極的な平和主義、その方向付けについて我々として一つのまとまったものをお出しできる段階に近くなったことについて、ねぎらいの言葉が非常に丁重にございました」
報告書の内容は、西室座長に一任された。報告書は来月上旬までに提出される見通しで、安倍首相はそれを受け談話を発表する予定。